林ゆういちの議会報告

林ゆういちの議会報告(平成26年9月議会にて行った一般質問)

1.八潮市定員管理計画について(質問数:4)

質問1-1

本年度の採用計画と採用状況についてお伺いいたします。

答え

今年度当初の職員数は636人。本年度の採用人数につきましては、定年等による退職者や再任用職員の希望状況を踏まえ、36人の採用を予定しています。
応募状況は308名(建築技師12人、土木技師6人、保健師7人、保育士15人、一般事務54人、消防士214人)となっています。


質問1-2

採用試験の受験資格年齢引上げについて、現在の状況をお伺いいたします。

答え

職種により異なりますが、上限として大卒の一般事務・保育士は26歳まで、保健師・大卒の建築技師と土木技師・身障者対象の一般事務は30歳まで、それ以外は24歳までとなっています。


質問1-3

経験者(キャリア)採用の状況についてお伺いいたします。

答え

経験者に限定した採用枠は用意していませんが、職種によっては受験資格を26~30歳に設定していることから、大学等の新卒者と併せて、民間企業等の経験者も採用している状況です。


質問1-4

計画の達成点・問題点、次期計画へ向けての課題点についてお伺いいたします。

答え

八潮市定員管理計画において、終了年度である平成27年4月1日現在の職員数を636人(市長・副市長を除く)と定めており、各課の職員数についても事務量の把握・ヒアリングを実施の上決定していることから、現在の職員数640人は適正な定員管理がなされているものと認識しています。
次期計画へ向けての課題としましては、今後、八潮駅周辺の開発等に伴う人口増加や、地方分権の進展による権限移譲等により職員の事務量増加が懸念されることをふまえ、民間活力を活用する等積極的な行政改革を推進するとともに、多様化・高度化する行政課題に迅速かつ的確に対応できるよう検討してまいります。


【林ゆういち総括】
今後、職員の大量退職・大量採用が見込まれることから、市民サービスに支障の無いように、年齢構成も含め、適正な人事配置と教育が必要です。

2.全国学力テストについて(質問数:2)

質問2-1

本市において、どのような形で公表されるのかをお伺いいたします。

答え

本市におきましては、「公表する」方針です。公表する場合は、市ホームページ等に、数値に加え調査の分析結果も併せて掲載する予定です。


質問2-2

結果をふまえ、今後の学力アップと土曜授業について、どのように考えているかをお伺いいたします。

答え

児童生徒の学力向上を図ることは非常に重要と考えます。その為にはまず、日々の授業での積み重ねが不可欠な為、研修会や指導主事を通して教師への指導・助言を行い、教師の指導力を高めます。
また、土曜授業については、地域の方や退職した教職員の指導による「ジョイスタ」で基礎・基本の定着を目的とした、小3~6年生対象の「補充的学習」、学習への興味・関心を高める小3~中一対象の「特別授業」、中三対象の「入試対策教室」を行っています。これらの取り組みを通じて、「基礎・基本のさらなる定着」と「活用力の育成」を目指します。
さらに、この9月から始まる「八潮こども夢大学」では、小学6年生を対象に、各大学において特色のある授業体験・施設見学等を通して、子ども達の「知的好奇心」や「応用力・活用力」を養う取組を行う等、子ども達の学力向上に全力を注いでまいります。


【林ゆういち総括】
公表される結果を、生活面も含め、丁寧に分析し、今後の学力向上に繋げて頂きたいと思います。

3.町会自治会への加入促進策について(質問数:2)

質問3-1

リーフレット配布状況と、その効果・反応についてお伺いいたします。

答え

各町会・自治会長に配布すると共に、市民の方の目に留まりやすいように、各出先施設および市役所庁舎内で来庁舎の多い窓口に備え、特に市民課では転入・転居時に配布をお願いしております。
また、住宅を供給する団体と協定を締結し、リーフレットの店頭掲示・新規入居者や住宅購入者の契約時に配布する等ご協力いただいています。
効果・反応については、はっきりと数字にあらわれてはいないものの、各町会・自治会長からは「加入を促しやすくなった」とのご意見をいただき、市に対しましても、市民から加入についての問い合わせや申し込みが増えている状況であり、今後とも更なる効果を期待しています。


質問3-2

今後の加入促進策についてお伺いいたします。

答え

現在の取り組みとして、市の広報紙において「町会・自治会へ加入しましょう」のコーナーをもうけ、毎月各町会・自治会の紹介をしていますが、市ホームページでも同様の紹介ができるよう準備中です。
また、町会・自治会の中心的役割を担うリーダーの育成や活動の活性化を支援する為、八潮市町会自治会連合会との共催で「地域リーダー養成講座」を、平成26年2月と3月に三回開催しました。
今後も、町会・自治会への組織化支援等、連携を図りながら、新たな加入促進策を協働で計画・展開してまいります。


【林ゆういち総括】
今後も、行政と町会・自治会が、綿密に連絡を取り合い、情報交換をして加入促進を図る必要があると思います。