林ゆういちの議会報告

林ゆういちの議会報告(令和2年12月議会にて行った一般質問)

1.八潮市の人口動態について

本市は、つくばエクスプレス開業(平成17年)以来、順調に人口が増加しております。
そこで、下記5点についてお伺いいたします。

▼質問1-1 

①過去5年の出生数と死亡数について

質問1-1-①の答弁
質問事項1、質問要旨1についてお答えいたします。

本市の住民基本台帳に記録されている者の過去5年の出生数につきましては、
平成27年度は826人、
平成28年度は746人、
平成29年度は771人、
平成30年度は809人、
令和元年度は850人、
合計で、4,002人となっております。

また、過去5年の死亡者数につきましては、
平成27年度は634人、
平成28年度は697人、
平成29年度は680人、
平成30年度は703人、
令和元年度は736人、
合計で3,450人<となっております。

②過去5年の結婚数と離婚数について

質問1-1-②の答弁

次に、質問事項1、質問要旨2についてお答えいたします。
本市における過去5年の結婚数につきましては、婚姻届の届出件数でお答えいたします。
平成27年度は913件、
平成28年度は880件、
平成29年度は916件、
平成30年度は949件、
令和元年度は1,038件、
合計で4,696件となっております。

また、過去5年の離婚数につきましては、離婚届の届出件数でお答えいたします。
平成27年度は292件、
平成28年度は250件、
平成29年度は263件、
平成30年度は244件、
令和元年度は283件、
合計で1,332件となっております。

③過去5年の転入・転出数について

質問1-1-③の答弁
次に、質問事項1、質問要旨3についてお答えいたします。

本市における過去5年の転入者数につきましては、
平成27年度は4,797人、
平成28年度は5,284人、
平成29年度は5,788人、
平成30年度は6,508人、
令和元年度は5,269人、
合計で27,646人となっております。

また、過去5年の転出者数につきましては、
平成27年度は4,280人、
平成28年度は4,042人、
平成29年度は4,136人、
平成30年度は4,561人、
令和元年度は4,699人、
合計で21,718人となっております。

以上でございます。

④将来人口予測について

質問1-1-④の答弁
質問事項1、質問要旨4についてお答えいたします。

本市では、人口の現状を分析し、今後目指すべき将来の方向と、人口の将来展望を提示し、長期的な視点で動向を見通した上で、第5次八潮市総合計画に定められた「平成37(2025)年度の将来目標人口10万人」を達成し、活力ある社会を維持していくため、「八潮市人口ビジョン」を平成28年3月に策定しました。
この「八潮市人口ビジョン」における、人口の将来展望では、転入促進、少子化抑制及び定住促進などの、目指すべき将来の方向に基づき取組を進めていくことにより、人口は増加し、令和7年には100,067人となり、それをピークに徐々に減少し、令和42年には93,627人となると見込んでいるところでございます。

⑤人口動態における課題について

質問1-1-⑤の答弁
次に、質問要旨5についてお答えいたします。

本市におきましては、「八潮市人口ビジョン」において、令和7年をピークに人口が減少に転じることを推計しております。
人口減少は、地域経済の縮小、税収減による行政サービスの低下、地域公共交通の撤退・縮小、空家等の増加など様々な影響を及ぼすことが考えられることから、将来を見据えた施策を展開し、本市の活力を維持していくことが、取組むべき課題であると認識しております。
このような課題に対応すべく、人口減少社会への対応と地域経済の活性化などを目的として、平成27年度に 「八潮市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、本戦略に位置付けられた基本目標の事業を一体的に実施することで、 人口流出の抑制及び市外からの人口流入が促進されるよう取組んでいるところでございます。
今後につきましても第5次八潮市総合計画、更には八潮市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、住みやすく、快適で活力のあるまちづくりに向けて各種施策に取組んでまいりたいと存じます。 以上でございます。

【林ゆういち総括】
八潮市の人口も令和7年をピークに人口が減少することが予想されています。
今後も、人口減少には、注意を払い行政サービスが低下することがないように注視して参ります。


2.新型コロナウイルス感染の影響について

本市においても、新型コロナウイルス感染者が非常に残念ですが増加傾向にあります。
今後もこのコロナ禍において、市民生活や市政にも多大な影響が出てくるものと推測されます。
これに伴い、下記2点についてお伺いいたします。

▼質問2-1 

①児童・生徒の学校生活に関する影響について

質問2-1-①の答弁
質問事項2、質問要旨1について、お答えいたします。

コロナ禍における児童・生徒の学校生活に関する影響につきまして、例えば学校では、「朝夕の検温や倦怠感の確認等、家庭と学校が連携した健康管理の徹底」を行うようになりました。また、「飛沫防止のため、マスク着用の徹底」「換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、近距離の会話や発声など密接場所を作らないこと」や「こまめな手洗いの徹底や必要に応じた手指の消毒」そして「清掃による清潔空間の保持・学校施設の消毒」等、これまで以上に環境衛生管理を徹底し、子どもたちの安全確保への取組が行われるようになりました。子どもたちもこうした学校生活には、大分慣れてきたようです。
 今後も県内・市内の新型コロナウイルスの感染状況によっては、学校生活の中で様々な影響が出ることも考えられますが、その都度必要な対策を講じてまいりたいと考えています。

②八潮市学校適正配置指針・計画に関する影響について

質問2-1-②の答弁
質問事項2、質問要旨2について、お答えいたします。

令和2年3月策定の「八潮市学校適正配置指針・計画」では、今後、教育制度の変更や児童生徒数の推移、学校施設の状況、社会環境の変化等に対応するため、概ね5年毎に、必要に応じて見直しを行うこととなっております。
そのため、今後、新型コロナウイルス感染症によって、市民生活や市政への多大なる影響により、人口動態に著しい変化が予想される場合等においては、「八潮市学校適正配置指針・計画」の内容を見直すなど、影響を及ぼすことも考えられます。

【林ゆういち総括】
このコロナ禍において、学校新設や給食施設を新設すること(自校給食)が、将来世代の重い負担にならないように慎重に検討されなければなりません。
今後も、注視して参ります。